考え方の違いに限界を感じた
スタッフの時は、悩みを解決したいお客様に解決策を提案する方法で成果を出していましたが、マネージャーになると売場全体の売上維持・向上が目標として設定されます。
能力は育てるものと勘違い
売上向上を目標に据えた結果、マネジメントが間違った方向性で進み始めました。
自分の知識や技術をスタッフに教えること、言い換えると自分のクローンを作ることで能力の高いスタッフが育つと勘違いしたのです。
結果的にスタッフはついてこれませんでした。
その事実を知ったのは上司との面談時
「スタッフはあなたの様に出来ないのよ。相手の目線の位置にあなたが合わせないと。」と指導があり始めてスタッフの気持ちを知ったのです。
自分が変わることを選択
では、今後自分がマネジメントで結果を出すにはどうしたらいいか思案した挙句、私が変ればいいということに行きつきました。しかしどこをどう変えればいいか解らない・・・
自己啓発の本を読んだり、セミナー参加したり色々体験しました。
スタッフを知ること
その結果、自分の思考を変える必要はないことが判り安心しましたが、人間関係を構築するうえで必要な思考として人それぞれ目的・目標が違う、向き不向きがあるということです。
売場スタッフにヒアリングしたところ、
・技術や知識の向上を望んでいない
・自社ブランドの化粧品の良さを実感していない
・今のところ販売員からのステップアップは考えていない
etc、自分一人が空回りしていたことを実感しました。
それからはスタッフに合わせた環境を整えていくことにシフトチェンジしました。
自分の成長・やりがいを優先
自己向上したい人達と協力しあいながら一つの目標を達成したい私は、物足りなさを感じ7年でビューティーカウンセラーは終了。
経験して判った自分のこと
・周りにより高いものを求めてしまう傾向にある。
・人を公平に扱うことには慣れているが、特定の人だけを特別扱いすることが苦手。